今回のコラムは、日本に来たばかりの留学生の皆さんに、日本で自分に合う仕事をどうやって見つけると良いかについて、外国人の皆さんにお仕事を提供して10年の実績があるPeregre Worksの視点からお伝えしていきます。自分に合う仕事とは、自分から近い仕事、自分の日本語レベルに合う仕事の点から定義しています。
自分から近い仕事
3つのポイントを上げます。
- あなたが通おうとしている場所(つまり、学校や自分の部屋)から最寄の電車やバス停までどれくらい遠いのか
- 仕事の場所から駅やバス停からどのくらい遠いのか
- 自転車で通うことはできそうか、通うのであれば、自転車を止めるところはありそうか。
私たちPeregre Worksでは留学生の皆さんから、バイトが必要なため遠いところにあるバイトを選んでしまうというケースをたくさん見てきました。そのため、通勤が現実的ではなくなり、すぐに辞めてしまうという残念な結果になっていました。そのため、私たちでは、一般的にあなたにとって、コントロール可能で快適な通勤を想像し、上記の3点をしっかり考え、通勤時間全体を正確に計算してバイトの場所を決めることをお勧めします。Peregre Worksではあなたのスマホの位置から自分に近い仕事が見つかるサービスを提供しています。
自分の日本語レベルに合う仕事
初めて日本でバイトを探すとき、日本語で話をしなくてはいけないことがほとんどだと思ってしまうかもしれません。ほとんど日本語を必要としない仕事や、日本人と会話をすることが求められたり、日本語で読み書きを求められることもあるでしょう。このコラムでは、どんな仕事でどんな日本語が必要なのか、よくある例をもとにまとめていきます。
JLPT-N5(基本的な日本語をある程度理解できる)
- ホテルベッドメーキング
- 皿洗い
- スーパーのバックヤード
- 掃除の仕事
JLPT-N4(基本的な日本語を理解できる)
- 飲食店の厨房(キッチン)
- ホテルベッドメーキング
- 工場(弁当製造や食品製造など)
- 倉庫内ピッキング
JLPT-N3(日本語での日常会話を理解できる)
- 飲食店接客(ホールスタッフ)
- コンビニスタッフ
- スーパーレジスタッフ
JLPT-N5〜N4日本人の顧客とは直接会話する必要がない仕事をあげています。日本人のボスや会社の中の人とは日本語の挨拶ができると歓迎されるでしょうし、一緒に働く仲間に、母国の友達がいると、日本語のサポートをしてもらえたりするので、日本語が必要ない職場もあるでしょう。
また、JLPT-N3レベルに期待される日本語は、日本人と接客できることではないでしょうか。一般的に接客で求められる代表的な仕事をあげていますが、特にレストランの接客でどのような日本語が期待されているのか、接客用語をまとめた動画を用意しました。
いかがでしたでしょうか、日本に来て初めてバイトを探す機会が多い春、Peregre Worksでも全力で皆さんのバイト探しの役に立てるよう、いろいろなお仕事を用意しています。ぜひ確認してみてください!