はじめに

日本に住んでいる外国人の皆さん、こんにちは。

日本では、みんなが病院に行くときに使う「健康保険（けんこうほけん）」に入ることができます。

今回は、健康保険に入るための簡単な説明と、個人で申請（しんせい）する手順をお話しします。

健康保険とは？

健康保険は、病院や薬（くすり）をもらうときに使える制度（せいど）です。

もし健康保険に入っていると、病院でのお金が少し安くなります。日本では、外国人も健康保険に入ることができます。

健康保険に入るための方法

健康保険に入るには、2つの方法があります。

1. 会社に入っている人

あなたが日本の会社で働いているなら、会社が「社会保険（しゃかいほけん）」という健康保険に入れてくれます。

自分で手続きをする必要はありません。

2. 個人で申請する場合（国民健康保険に入る）

会社に入っていない人や、仕事をしていない人は、自分で「国民健康保険（こくみんけんこうほけん）」に入ることができます。

個人で申請する手順

国民健康保険に自分で入るためのステップを説明します。

1. 住んでいる市役所（しやくしょ）に行く

最初に、あなたが住んでいる場所の市役所や区役所に行きます。

そこで、国民健康保険の手続きをします。

必要なものを持っていく市役所に行くときに、次のものを持っていきましょう：

• 在留カード（ざいりゅうカード）
• パスポート
• 住民票（じゅうみんひょう）またはマイナンバーカード
• 印鑑（いんかん）があれば持っていくと便利です

3. 受付で「国民健康保険に入りたい」と言う

市役所の受付で、「国民健康保険に入りたいです」と伝えます。

すると、係（かかり）の人が必要な書類（しょるい）を出してくれます。

4. 書類に記入する

もらった書類に、名前や住所（じゅうしょ）、生年月日（せいねんがっぴ）などの情報を書きます。

もしわからないことがあれば、係の人に聞いてみましょう。

5. 保険証をもらう

手続きが終わると、国民健康保険証（こくみんけんこうほけんしょう）がもらえます。このカードを持っていれば、病院で使うことができます。

健康保険料（けんこうほけんりょう）について

健康保険に入ると、毎月（まいつき）少しお金を払う必要があります。

これを「保険料（ほけんりょう）」と言います。保険料は、あなたの収入（しゅうにゅう）によって変わります。

市役所でどれくらい払うのか教えてもらえます。

まとめ

日本の健康保険に入ると、病院でのお金が少なくなるのでとても便利です。

会社で働いていない人は、自分で市役所に行って国民健康保険に入る手続きをしましょう。

手続きは簡単なので、安心してください。

何か困ったことがあれば、市役所の人や友達に聞いてみてくださいね！